第1回Webサーバ勉強会(11/2)に行ってきた
昨日は@oranieさん主催のWebサーバ勉強会に行ってきました。
ATNDはこちら。@oranieさんが「Webサーバ勉強会はじめてみます。」っていうエントリを書いたところから始まった勉強会です。
会場は、渋谷マークシティ17階のサイバーエージェント会議室! 渋谷の駅の上! それだけでテンション上がりますw
こんないい場所を使わせていただき、ありがとうございます。
勉強会の感想
この勉強会で、特に印象に残った点をつらつら書いてみます。
- 形式が斬新
今回の勉強会は、20人近い参加者でRHEL/CentOS5.5のApache2.2.3のhttpd.confの内容を参加者が分担して発表するという形式でした。
この形式は非常に斬新。内容もさることながら、発表の仕方や視点がたくさん見られるので、非常に勉強になりました。
あと、自分も話す予定になっていると、聴きに行くのとは違った緊張感があったのがよかったです。順番が最後だったので、ハラハラしっぱなしでしたがw
- 参加者が豪華&多彩
この勉強会は、どうみてもこの道の第一人者としか思えない人から、ごく最近インフラエンジニアになった人までいるというなかなかない集まりでした。
「Apacheいちからおぼえよう」っていうサブタイトルだったのに、しょっぱなの発表から設定ファイルに対応するソースコードの確認が始まるとかwww
まあソースコードを見るのも「いちから」確認には違いないw
最初これにびっくりしましたが、全部終わってみるといろいろな視点が出てきて、それがいいバランスだったと感じました。
準備期間や時間が限られていたので、逆に各人が調べ物するときのくせが出ていたのかも。調べ方でも、動かしてみる/ドキュメント精査/書籍/ソース確認などいろいろやり方があって、まとめ方でも、全体像提示/逐条/ポイント限定などなどいろいろなやり方がありましたねー
- Apacheは知らない機能が盛り沢山
僕の経験が浅いってことにも起因していると思いますが、逐条で確認していくと知らない設定・モジュールが盛り沢山でした。なかにはどう使うのかわからない機能もあったりしましたが。
この勉強会がなかったら、一生知らないままの機能があったかも。勉強会はこういう発見があるのがいいですね。
- 発表では若干、空気を読み違えた感…
みんな、全然準備してないってつぶやいておきながら、実際行ってみたらちゃんとした発表ばっかり。
エルシャダイネタ必須かと、、、自己紹介もやりすぎた…
自分の担当分
自分の分の発表は、212-223のブラウザマッチ処理。スライドもアップしましたので、もし興味がある人がいれば。ただ、アップしたスライドでは自己紹介は割愛させてもらいましたw
後半はWebDAVを重点的に取り上げたので、WebDAVについはちょっと補足。
WebDAVは、HTTPのファイルサーバ向け拡張で、専用のメソッドが追加されています。WebDAVはモジュールを読み込んだ上で、DirectoryかLocationディレクティブに
Dav on
と書くと使えるようになります。
WebDAVを使うと、Apacheのみでファイルサーバをつくることができ、HTTPのみで通信が完結するのでリバースプロキシの裏に置いたり、ファイルサーバ用のWebフロントエンド作ったりする場合にはかなり使えると思います。
ただ、クライアントの互換性の問題が微妙なので、Sambaがそのまま使える状況ならそんなに使いどころはなさそう。
WindowsでもXP・2003以前だとデフォルトでは読めなかったりするので…
スライドは、以下になります。
懇親会も楽しかったです。第2回も是非やりましょう!
@oranieさん、主催ありがとうございました〜