双六工場日誌

平凡な日常を淡々と綴ります。

エンジニアのための料理教室通いのすすめ

f:id:sechiro:20130407120531j:plain:right:w250 僕は、4年前から思い立って「ベターホーム」の料理教室に通っています。

今ちょうど、11月開始の教室の申し込み時期で、体験教室が開かれていて、Twitterでも紹介したので、それをブログにもまとめておきます。

ツイートした内容はこちら。

料理教室を特にエンジニアに勧める理由は、以下の通りです。

  • 料理をすることに集中できる環境が整えられている。

    • 料理教室だと、時間内にある程度の凝った料理ができるようにいい材料を必要分量だけ揃えてくれているため、手間が少ないし、自炊するときのような材料のやりくりに困らない。
    • 仕事が忙しい時期は、料理をする時間が取れなかったり、材料を買っても料理する時間が取れずにダメにしてしまったりすると思いますが、料理教室に通っていれば、少なくともその時は料理に集中することができます。
  • 料理の基本的なところはできる人に習った方が早い。

    • レシピでは「さっとゆでる」、「ひとつまみ」、「ツノが立つぐらい」、「7,8分」などなど、実際に作っているのをみた経験がないとどの程度か判断できない表現が多用されるので、文章だけから完全に料理を再現するのは難しい。そこでトライ・アンド・エラーをするのは非常に非効率だと思います。
    • 料理教室では、できるだけレシピを普遍化して話すような工夫がされているので、その点もおすすめ。一般的に料理ができる人でも、それを他人に伝えられるかは別問題。
  • 休日を有効活用することができる。(休日クラスの場合)

    • 僕の場合は、日曜午前のクラスに通いました。教室は10時開始で12時半ごろ終了なので、料理教室で作ったものを昼ごはんとして食べて、午後からほかのことができます。*1
  • エンジニア以外との接点ができる。

    • 料理教室に限りませんが、習い事をすると仕事上では会わないような人と会う機会を得ることができます。
    • 料理教室は基本的には黙々と作業をして、終わったら、各自帰る感じなので、それほど会話があるわけではありませんが、教室という枠が設定された中で人と話す訓練にもなると思います。

男性が料理教室などの習い事をするというのは、ハードルが高いことのように思うかもしれませんが、エンジニアに限らず、なかなか料理の時間が取れないサラリーマンなら、行ってみる価値はあると思っています。

補足:国内のメジャーな料理教室

料理教室は、小さいところ、大きいところ、いろいろなものがありますが、全体的な傾向としては、小さな料理教室は美容や健康、特別な材料、シェフ直伝など、それぞれのテーマに特化したところが多く、大きいところは家庭料理の基本を体系立てて教えることを中心にしているように思います。

料理教室最大手は、私が通っている「ベターホーム」と「ABCクッキングスタジオ」でしょう。どちらも全国に教室があります。

ABCクッキングスタジオ」には行ったことがないので、その内容は紹介しかねますが、「ベターホーム」は設立50年を迎えた老舗で、雰囲気はおばちゃん先生の家庭科の授業みたいな感じで、非常に緩い雰囲気です。

料理教室のカリキュラムは1年コースが基本で、ベターホームは5月/11月始まりです。クラスの時間は「第4日曜午前」と固定されていますが、都合がつかない日は他の教室・曜日に振替可能で、振替の期限は3年以内と調整がしやすくなっています。「ABCクッキングスタジオ」は1日だけのクラスもあるようなので、ちょっと試してみたい人には向いてそうです。

また、「ベターホーム」には「男性向け」というクラスもありますが、「男性向け」クラスが設定されているのは、主に平日の昼間。講師の方に聞いたところ、「男性向け」クラスは、リタイヤされたお年寄りの方で、女性に混じって勉強するのに抵抗がある人向けで、そうでない人には普通のクラスをおすすめしているとのことでした。クラスは、女性が圧倒的に多いですが、女性が9割を超えてくると逆に気になりません。*2

日々SAN値を削って仕事をしている方も多いと思いますが、気晴らしに通ってみてはいかがでしょうか。

*1:また、ブリキュアを観てから出発できます。

*2:逆に5対5みたいな方がお互い意識してしまう気がします