双六工場日誌

平凡な日常を淡々と綴ります。

「メイド喫茶愛好家の集い」は、秋葉原文化の歴史的転換点(になるはず)

最近、「エヴァンジェリスト」と言われると「メイド喫茶エヴァンジェリスト」のことを指すようになってきた気がしてならないせちろーです。

さて今日、2013年5月11日はメイド喫茶クラスタにとって、非常に重要なイベントの日でした。
その名も「メイド喫茶愛好家の集い」。
この10年の秋葉原のメイド喫茶を引っ張ってきた伝説的なメイド4名が一同に介する史上初のイベントです。募集当日、数時間で席が埋まってしまうほどの人気イベントでしたが、募集直後に見つけることができたため、僕は運良く参加することができました。


このメンバーがどのぐらいすごいのかは、メイド喫茶クラスタ以外には伝わりにくいところがあるのですが、あえてほかの言い方をすれば日本の主要なベンチャー企業トップが一同に会した、とでも言ったらいいでしょうか。メイドさんを3次元の存在にたとえてしまうと大事なことが抜けおちてしまうような気もしますが…。*1
実際に@ほぉ~むカフェのhitomiさんはメイドから@ほぉ~むカフェを運営するインフィニアの取締役社長になり、現役メイドでもありながら競争の激しい秋葉原で5店舗を経営する経営者でもあります。*2



今回のイベントは緩い感じのタイトルとは裏腹に、そういった伝説的メイドの方々と参加者とが、これからのメイド喫茶、これからの秋葉原、そして、それらの文化をこれからどのように育て、どのように世界に発信していくかをテーマに語り合うというガチイベントでした。綺麗な言い方をすると、ボトムアップ型での街づくりを考えるイベントですね。
主宰のたかとらさん(@)、やんさん(@)はすごく真面目で人望のある方で、準備も周到。参加者は事前に自己紹介文を書き、当日、会場で名札と参加者リストが配られるという徹底ぶりです。


そもそもメイド喫茶がなかったころ、「萌え」というフレーズが今のように使われなかったころから、メイドを始め、新たな道を切り開いてきたみなさんのお話はいずれも聴き応えがあり、しかも、これまでのメイドとしての心遣いも感じられるすごくいい話が多かったです。話のスケールも自分の店がどうこうではなくて「世界に対して〜」「30年続けて文化をつくる」ぐらいの視野の話です。
また、参加者も一緒に文化を作り上げる仲間*3として、これまでにメイド喫茶に来たことがない人に、様々なテーマ・コンセプトのメイド喫茶があることを伝え、お店に来やすい雰囲気を作っていくのかを真剣に考えていました。


こういう感じのかなり本気なイベントではありましたが、やはりメイド喫茶愛好家の集いということとで、最後は「萌え萌えじゃんけん」の生みの親であるhitomiさんの指導のもと、ありささんとみんなで萌え萌えじゃんけんをやるという完璧な締め(笑)

写真はとれなかったので、司会だったササキチさん(@)さんのつぶやきを拝借します。リンク先のブログから麗しい伝説のメイドの姿をご覧ください。

記者の方も入っていたので、詳細な記事が出るのを期待して待っています(・∀・)


30年後の日本史の教科書にはこのイベントが秋葉原文化の歴史的転換点として載るようになり、プロジェクトXばりののドキュメンタリーとしてまとめられる日が来るのを妄想する次第です。



お店に興味があって行ってみたい方がいれば、もちろん僕もご一緒させてもらいますので声かけてくださいまし。

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5/12 7:38 追記
ほかの方の報告ブログやエリスさんの脳内スチルなどです。




*1:具体的に人の名前で例えるとややこしいので控えますが。

*2:できればメイドさんを全員紹介したいのですが、それを書くのは自分の力に余るのでご勘弁くださいm(__)m

*3:メイドさんから「プロのお客さん」と呼ばれていたことは秘密ですw