hbstudy 43 で聞いたioDrive SDK のこと。
シャッツキステから帰るタイミングを逸したので、先週の金曜日に参加したhbstudy 43のことも書いてみます。
イベントのサイトはこちら。
http://connpass.com/event/2030/
NAND Flash祭りということで、Fusion-ioとViolin Memoryの(おそらく初の)共演だったのですが、個人的に気になったのは、最後のFusion-io長谷川さんのセッション。これまでのHWの常識をくつがえすようなことをさらっと言っていた気がしますw
もうかなりうろ覚えですが、自分のその時のTweetを引用します。
これは、HWレベルでトランザクションが実装されて、データ書き込みを行うアプリケーション側でのデータ整合性を保った永続化を気にする必要がなくなったとのことでした。もともと高速に書き込みができるioDriveなのに、その書き込みの手間が単純に半分、コードも簡易になるとの説明だったと思います。
- コンテキストスイッチのボトルネックを回避するため、Writeシステムコールを呼ばずに自動的に不揮発性の領域にデータを書き込む方向。 #hbstudy
これは、メモリ領域に書き込むと、明示的なWrite()を行わなくてもバックグラウンドでデータの永続化を行うというような説明がされていたと思います。データ永続化のボトルネックが、ユーザモードとカーネルモードの切り替えのところになる、というのはこれまでの常識の範囲外だと思います。
ほかにも、変態的(褒め言葉)みたいなことをいろいろ言っていたと思いますが、今後、資料も順次公開されて行くと思うので、そちらを楽しみに待ちたいと思います。
時間もいいところなので、投げっぱなしですが、このエントリはここまでで。