双六工場日誌

平凡な日常を淡々と綴ります。

hbstudy16―「taRgreyで手間をかけずにスパム削減」&「ケーブリング哲学」に行ってきた

hbstudy16に行ってきました。

今回の自分の中での裏テーマは勉強会実況。
前回は、hbstudyの様子がわかってなくてノートPCを持っていかなくて、Twitterの流れを負えなくてしょんぼりだったので、今回は勉強会をtsudaって見ました。

hbstudy#16関連のつぶやきは、@kwy8791さんがまとめてくれています。
僕の発言も拾っていただいて、ありがたい限りです。

20101023_hbstudy_01_taRgreyで手間をかけずにスパム削減
20101023_hbstudy_02_ラッキング、ケーブリングまわりのお話
20101023_hbstudy_app_俺にツボ

しかし、ツイートを順に追っていくと、時間に比例してカオスになってますねw
懇親会が終わってからもTwitterを舞台に2次会が続く勢い。
自分からデータセンター付きマンションの話題を振ったのに、寝落ちして申し訳ないですm(_ _;)m


で、それぞれの内容をざっくり紹介すると、

■taRgreyで手間をかけずにスパム削減 @stealthinuさん
taRgrey(タールグレイ)は、スパム特有の送信方法に着目してスパムを防ぐ仕組み。
S25R、greylist、tarpittingという3つの手法を組み合わせたもので、それぞれの名前をとって「taRgrey」と名付けているっぽいです。
メモを自分のツイートから拾ってくると、それぞれはこんな感じのものらしいです。

    • S25R: 動的IPっぽい逆引き名を拒否。逆引き名との正規表現パターンマッチ。再送はログで確認して救済。浅見さんという人が正規表現をつくっていて、誤検出救済用のホワイトリストもよくメンテナンスしている。 #hbstudy
    • greylist: 一時拒否で返すと正しいMTAは一定時間後に再送してくる。ボットの場合は単位時間に大量のメールを送ることに特化しているので、再送のキューを持たない。 #hbstudy
    • tarpitting: SMTPのセッションの返答をわざと何10秒か待たせる。普通のMTAでは、RFCで5分待つことになっているが、botはすぐに諦めて帰ってしまう。 #hbstudy

この3つを使って、誤検出がほとんどないようなフィルタをつくっているとのこと。
スパムフィルタは検出率が注目されますが、誤検出した場合に起こる人手での救済作業の負担を考えると、誤検出しないことが重要だとお話されていました。


■「ケーブリング哲学」 @hokkeさん
まず、タイトルに会場は度肝を抜かれましたw
hbstudyの予告では「ラッキング、ケーブリングまわりのお話」ということだったのに、最初に映されたスライドにあったタイトルは「ケーブリング哲学」。
否が応にも期待が高まりまくりです。

内容もタイトルの通りで、痛いケーブリングの写真が映し出されたときには、会場が苦笑いし、美しいケーブリングを見たときにはその美しさにため息がもれる。そんな発表でした。
本当にいいものを見させてもらいました。ありがとうございます。

そして、会場のリアクションが面白すぎたw
「自作ケーブルは危険」って、前回のqpstudyの内容が全否定されそうになったり*1、愛三電気の売場の情報交換が始まったり。
詳しくは、「俺にツボ」のTwitterまとめ参照で。
あとで見返すと、自重しない大人過ぎたwしかし反省はしていない(`・ω・´)


今回は100人近い参加で、懇親会も40人以上と大盛況でしたが、ハートビーツのみなさんの運営はスムーズで参加者としてはただ楽しませてもらいました。
主催のみなさん、発表者のお二方、そして楽しい雰囲気を作ってくれた参加者のみなさん、ありがとうございました。またよろしくお願いします〜

おまけ

TLに「"俺流、リア充・ネト充の見分け方"」というのが出てて、一言でいうと平日よりも土日につぶやいてる奴は「ネト充」という説が出てたので、Twilogに登録して自分の傾向を見てみると、土日の偏りがヒドいことが判明。
分析はあながち間違ってないか。。。

http://twilog.org/sechiro/stats/3

まあ、土日が多いのはネト充というかqpstudyとかhbstudy関連のつぶやきが多いからなので、スタ充ってことで。
リア充でないのは間違いないですがw

*1:qpstudyでは、Cat5eのケーブルを使っていたのでかろうじてセーフ